2010年1月28日木曜日

女性経営者の会 in 富山

1月26日、富山県で会議、勉強会がありました。同業者の会である全国旅館衛生同業組合連合会の中の女性経営者の会に所属しており、その会の定例会が開催されました。

富山県南栃市で開催でしたが、石川県に寄ったところということで、金沢までJRで向かいました。名古屋からも出ている「しらさぎ」に、米原まで「ひかり」で行き、そこで乗り換えました。米原から金沢まで、3時間弱の道のりです。石川県に近づくに従い、雪景色へと変わっていきました。名古屋からは、前日から宿泊していた秋田の友人と一緒に向いました。金沢からは宿のバスがお迎えに来てくださいました。(到着から出発まで時間があったため、金沢駅前でホテルを経営している友人にも会いました)

役員会議をしながらのパワーランチです。(写真は富山県名産のしろえびを練りこんだおうどんです。)私たちの活動は年4回と回数は少ないのですが、全国から忙しい女将が集まるので、このくらいがちょうど良いですね。もう、4月の総会までは8割がた決まっていまし、その後の7月の山口、10月の長野の開催も決まっています。早いのがとり得の会です。

会場は、砂風呂が売りのふくみつ華山温泉です。定例会開始です。会長の埼玉県の清水さんの挨拶からスタートです。この女性経営者の会の発足時の思いを伝えてくださっています。新入会員も年々増えているため、ことあるごとに伝えていくことにしています。

会議風景です。北は北海道、南は鹿児島まで会員が48名いますが、約半数が出席しています。

本日の勉強会、講師の松田賢明さんで、私たちの同業者仲間です。以前、全旅連青年部出向していた当時、別委員会の担当副部長でした。ラガーマンで、骨のある経営者です。秋田県で秋田温泉プラザを経営されています。演題は、「リピーターの多い宿づくり」です。
ホテル旅館はスペース売りです。稼動率を高めないと売上もアップしません。稼働率アップにはリピーターの確保が必須と言われています。
松田さんは、「リピーター確保の魔法の杖なんてありません。この宿でなくちゃいけない、というブランドづくりをした結果が、リピーターの確保に繋がる」と強く、厚く、言われました。

講演会のあと、第二部としてパネルディスカッションを行いました。今回は、コーディネーターという大役を務めました。タイトルは「なんども泊まりたい宿づくりのために実践していること」です。パネラーには、清水会長、今回お世話になったお宿の東さん、大阪の岡本さんの三名です。講師の松田さんにも、アドバイザーとしてご参加いただきました。パネラーの方からはそれぞれ、お話を伺いましたが、お客様にお叱りを受け、教えられ、お客様が理解してくださり、また来ていただけるようになった、などという感動秘話もありました。

コーディネーターを7年ぶりに務めましたが、難しいです。質問をし、パネラーの発言を聴きながら、最後にまとめなければなりません。時間調整もしなければなりません。参加者に上手く伝わっているか心配でしたが、何とかまとまったようで、ご理解をいただけたようでほっとしました。

これが、名物砂風呂です。砂が温かく、温まります。

左が、お宿の女将、東さんです。きっぷのいい、楽しい女将さんです。翌日のスケジュール説明をしてくれています。

旅館はお風呂にお料理にと気を遣うところがたくさんあり、大変ですね。このあとも、どんどんお料理が出てきました。地元特産のぶりのお刺身、牛ステーキなどなど。一番印象に残ったのは、大根のくず煮でしたが、その大根は女将の東さんが育てたものだと聞き、びっくりしました。美味しくいただきました。

最後に仲居さんが、富山で有名な風の盆を踊ってくださいました。初めて見ました。見た人から、一度行くといいよ、と言われていました。ゆっくりとした歌にあわせ、手の振りがなんともしなやかで、古き良き日本を感じました。
毎回毎回、勉強になる同業者の会です。
「ちょっと、ここ教えて~」「こういう場合、どうしてる」というとき、惜しげもなく伝授してもらえます。一生の友達にめぐり合えます。

2010年1月25日月曜日

豊田商工会議所新春懇談会

今日、ホテルトヨタキャッスルで、毎年恒例の豊田商工会議所新春懇談会が開催されました。鈴木公平豊田市長のご講演、その後、懇親会が行われました。

わが町の市長、鈴木公平市長です。100年に一度と言われている不況に見まわられ、行政のやり繰りも大変そうでした。傍から見て、簡単にできそうなことでも、上層部と密接な関係があり、市民が考えているほど単純ではないお話もありました。来年度予算もほぼ見通しが立ったとのことでした。毎年、この時期、市長の講演がありますが、今年は若干、お元気でなさそうに見えたのは、気のせいでしょうか。

懇親会は、豊田商工会議所、渡辺祥二会頭のご挨拶から始まりました。
「景気は、気です。気の持ちようで、上がったり下がったりします。不況を乗り越え、元気の気でいきましょう」
と力強いご挨拶でした。
異業種の集まりですから、皆様といろいろなお話をさせていただきました。
まだまだ、かなり厳しい状況が続いているようですが、どの方も明るいです、お元気です。

2010年1月21日木曜日

美味しいお土産

最近、友人知人からのお土産を連続していただきました。(ありがとうございました)

近所に事務所を構えている小学校時代からの友人より、スィーツ マカロンをいただきました。 色とりどりのマカロン♪ レニエマカロンです。モカ、ショコラ、オレンジ 等々、バラエティーに富んだ味がありました。口に入れると、ふわっと溶けて、やさしい触感が楽しめました。友人が、大学時代にフランスを訪れた際、マカロンに出会い、それから忘れられないものとなったようです。ここのマカロンがおススメよ、と。マカロンに思いを馳せた友人が推薦するだけあり、美味しかったですね。

こちらも、高校時代の友人からのいただきものです。とても美味しいので、是非食べてみて、と言われ、ちゃっかりいただきました。南アルプスむら という道の駅で販売されているもののようです。

少し甘めなので、パンを食べるというより、スゥーツ感覚で食べるクロワッサンですね。生地がしっかり、もっちりで、中まで生地がつまっています。このクロワッサンもグーでした。友人が言うには、何でもこのクロワッサンを研究し、焼きたてパンをビジネスとしている人に教えたいのだとか言ってました。

これは、仕事仲間の方からのお土産です。岐阜県にある岩村町の松浦軒カステラです。このカステラも、生地がしっかり、固いです。これがまた、美味しいです。ブラックコーヒーによくマッチします。
立て続けで、美味しいお土産をいただき、ほっぺが落ちそうになりました。美味しいものを食べると、幸せな気持ちになれますね。

2010年1月19日火曜日

経営者の会

1月18日昨日、地元信用金庫、豊田信用金庫 とよしんエグゼクティブクラブ新春講演会が開催されました。奇数月の隔月開催で、毎回外部講師による講演会があります。今回はとてもビッグな講師でした。

司会は、王滝石産有限会社の西野さんです。地元のまちづくりでの活躍されている方です。

講師は、地元トヨタ自動車の取締役副会長の渡辺捷昭様です。演題は、「新しい環境変化と企業の対応課題」です。
この演題を伺ったときに、
・企業は常に敏感に時流にのり、自社を取り巻く環境の変化に即時対応できる姿勢が必要不可欠
・それに全社的に取り組むとき、スムーズには行かず、いくつかの問題が起こるが、早期に打開策を見つけることが必要
などということが頭の中を巡りました。これが実際は、頭で理解していてもなかなか継続してできません。
この日本を動かすほどの基幹産業であるトヨタ自動車の社長を歴任された渡辺氏ですが、冒頭は、トヨタ車のユーザである私たちへの感謝のお言葉からでした。経営者は企業を支えてくれるお客様を決して忘れてはいけないですね。企業を取り巻く環境の中で、商品に対して唯一対価を払われる存在だからですね。

主なレジメです。
■経済危機の影響と教訓
■持続ある成長に向けた取り組み
■すでに始まっている未来

その中で、渡辺氏が格言や中国の故事成語を話されました。とても印象に残った言葉です。

「生き残る種とは、もっとも強いものではない。もっとも知的なものでもない。それは、変化にもっともよく適応したものである」というダーウィンの格言です。企業は、変われるものだけが生き残れるのだ、と言われました。「変わる」ということは、不易流行という言葉があるように、変わるもの、変われるものと、変わってはいけないものとがあるため、そのあたりの見極めが経営者に求められるところでもあると思います。

また、中国の故事成語に、「疾風に勁草を知る」という言葉があるそうです。後漢書の中にあるそうですが、疾風とは強い風、勁草とは強い草のことで、どのような疾風が吹こうとも何としても勁草でなくてはならない、という意味だそうです。中国の後漢の初代皇帝光武帝が王覇に、戦いのときに述べた言葉だそうです。まさに、今の経済情勢は、まさにこの疾風ともいうべき厳しい状況です。今こそ、勁草となり、生き残るために強い企業体質を構築すべきだと言われました。

アメリカのサブプライム問題から端を発し、リーマンショックと世界を揺るがした金融危機の教訓から得られた言葉から、環境の変化に対応すべき取り組みを始められているようでした。また、次世代、次次世代に向けて、更なる新たな取り組みもされているようです。

企業経営は、大小に関わらず、日々行うことは同じだと思いますが、伸びる企業とそうでない企業の違いは、毎日同じことをコツコツと飽きずに真面目に行うことに尽きると思います。同時に、その思いをひとりでも多くのスタッフに伝え、手を携えて、お客様に支持を得られるような企業を構築することだと思いました。頭でわかっていてもなかなか行動に移せない自分がいます。

渡辺氏の講演を拝聴するのは3回目ですが、いつもおっしゃる言葉です。今日も言われました。 「愚直に、地道に、徹底的に」

2010年1月16日土曜日

スポーツ観戦

今日は久しぶりにスポーツ観戦です。実は、昨日ご宿泊になったチームの応援に豊田市体育館(スカイホール豊田)まで、徒歩で行きました。

その前に、途中にある挙母(ころも)神社にて必勝祈願をしました。「勝ちますように・・・」 

豊田市体育館は、当ホテルより徒歩10分くらいの場所にあります。通称、スカイホール豊田といいます。新しくなり、2年弱くらいの体育館です。イベントが多数開催されるようになりました。

午前中から3試合行われました。高校時代、部活動をやろうと入学したものの、中学時代にやっていた器械体操がなく、背が低いにも関わらず、バスケットに入部しました。経験があるせいか、バスケット観戦は好きですね。


練習風景です。青いユニフォームが、荏原製作所のエバラヴィッキーズです。白いユニフォームは地元トヨタ紡織のサンシャインラビッツです。本来は地元が大切ですが、今回は遠方よりご宿泊でしたエバラヴィッキーズを応援します。(トヨタ紡織様、申し訳ございません)

試合は、前半、サンシャインラビッツがスピード感のあるプレーで圧倒、一時10点以上の差がつきました。後半、エバラヴィッキーズがメキメキ威力を上げ、結果、53:58で勝ちました。アリーナ席で観戦しましたが、後半、3ポイントシュートも決まり、猛攻撃は素晴らしかったです。間近で観られ、感激でした。あの追い上げには元気が出ました。踏ん張った底力を魅せつけられました。皆様、これからもお元気で、ご活躍くださいね。

2010年1月12日火曜日

年賀状整理と年賀状の姉妹

年が明け、早くも2週間が過ぎようとしています。久しぶりの休日に、年賀状の整理をしました。住所変更をした友人、旧年中に新たな出会いがあり、年賀状のやりとりをスタートした人、喪中の友人、等々のデータの入力や変更をしました。
再度、年賀状を読み返してみました。新たな年に向けて新たな一歩を踏み出そうとしている意気込み、自分や家族の進捗状況、友好のメッセージ、とどれも心に響くものばかりでした。講演会で名刺交換をさせていただいた講師の方からも頂戴し、励みなるお言葉もいただきました。お年玉付き年賀葉書に夢を馳せ、下一桁を1から0番までグループ分けしました。

そう言えば、昨年、年賀状を印刷する際に、JP(日本郵便事業)のホームページのサイトから無料ダウンロードをしました。


これが、送った年賀状の図柄です。お気に入りの図柄でしたが、顔のない寅が家庭内で不人気でした。それなら、いっそのこと、図柄がだれかと重複することはないか、なんて思っていました。


そしたら、ありました、ありました、同じ図柄。それも、大学時代テニス部でペアを組んでいたNちゃんからの年賀状でした。この秋、OG会で10年ぶりくらいに再会しました。年を経てもペアの息もピッタリ、といったところでしょうか。


きっと、彼女も、「くま(私の呼び名)と一緒になった。」と笑っていることでしょうね。Nちゃんの朱色は、お正月らしいですね。グラデーションも素敵です。

年々、年齢とともに、年賀状に重みを感じる今日でした。

2010年1月8日金曜日

車のお菓子 パート2

今日、取引先に伺うことになっていました。ちょっとしたお土産を、と思い、昨日ネットで調べていました。やはり、車のまちだから、車のお菓子にしようと探しました。

ありました、ありました。豊田市山之手にある つたや製菓舗さんに車のお菓子がありました。愛知環状鉄道三河豊田駅が最寄駅です。『トヨタ自動車本社に一番近いお菓子屋』がキャッチフレーズです。


これは、クラウン最中といい、クラウンを模ってあります。モデルチェンジにあわせてか、現在まで4回型を変えて販売されているそうです。昭和30年初期、豊田の帰省のお土産として作られたそうです。当時、トヨタ自動車には、親元を離れて従事していた社員さんが多数みえ、その帰省にお土産として持っていってもらおうとして、作られたのでしょうね。クラウンと言えば、トヨタの最高級車です。赤いの包みは粒餡、緑は抹茶餡です。

これも自動車最中です。丸型の中に自動車の顔を模ってあります。中身は、クラウン最中同様、2種類の餡があります。
こちらは、ナイストヨタという新発売のお菓子だそうです。白餡にチョコ味の皮が取り巻いています。
こちらは、車ではありませんが、豊田市の花 ひまわりをモチーフにした洋風焼き菓子です。美味しそうですね。車のお菓子を食べすぎで、これまで食べられませんでした。あとで、紅茶と一緒にいただきますね。
どれも、少しずついただきました。甘さ控えめで、緑茶のパートナーとして最高です。お店を訪ねたスタッフが、ご要望があれば、お店の方がホテルまで届けてくださる、と言われたそうです。もし、ご要望がありましたら、お時間に余裕を持たれ、お申込くださいね。
クラウン最中  
10個入り 1,200円 16個入り 1,800円 20個入り 2,400円
自動車最中  
5個入り 1,000円 10個入り 2,000円 20個入り 3,700円
ナイストヨタ   
10個入り 1,300円 15個入り 1,900円 20個入り 2.500円
その他、詰め合わせもご用意いただけるようですし、地方発送も承ってくださるそうです。
お店情報
豊田市山之手4-43  フリーダイヤル (0120)28-1490
お電話(0565)28-1490

2010年1月5日火曜日

百人一首 むすめふさほせ

お正月と言えば、百人一首を思いでします。坊主めくりも遊びました。中学2年のとき、国語の先生の家が歩いて10分くらいのところにあり、冬になると、先生のうちに数人で集まり、百人一首で遊びながら、古典に親しんでいました。

我が家には、こんな骨董品があります。保存状態はいまひとつです。何だと思いますか?

じゃーん。これは、百人一首です。二つの引き出しがあり、読み札と取り札に分かれて収納できるようになっています。すべて揃っているのか、まだ数えていません。色あせていますが、一枚一枚手書きで作られています。

変体仮名というのでしょうか、日本語と思えないほどの文字で読めません。
そういえば、『むすめふさほせ』を思い出しました。これは、それぞれの文字が上の句の頭にくるのですが、百枚のうちのたった一枚だけの札です。
例えば、
『む』は、村雨の 露もまだひぬ まきの葉に・・・ が一枚だけ
『す』は、住江の 岸による波 よるさえや・・・   が一枚だけ  というわけです。
この上の句の最初の一文字で、下の句である取り札が限定されるのです。
『む』は、霧立ち昇る 秋の夕暮れ が下の句で、『む』と読まれたら、霧立ち昇る・・・ が連動されるわけです。いかにたくさん取るかの戦略ですね。たしか、二文字目で決まる札もありました。

ちなみに、一番最初に覚えた一首は小学校6年生で、これが、その札です。
10番目の歌 蝉丸  『これやこの ゆくも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関』 です。地方ルールかもしれませんが、坊主めくりのとき、この札をめくっても、手持ちの札を没収されることはない、唯一の札です。よりに寄って、こんな札から覚えるとは・・・

いつか機会があれば、百人一首でも古典のロマンに浸り、坊主めくりで童心にもどりワイワイ遊んでみたいですね。

2010年1月1日金曜日

2010年の始まりです。

明けまして、おめでとうございます。
本年も、どうぞ、よろしくお願い致します。
元日の今日、昨夜からの寒波で、雪が降りました。お正月の雪は久しぶりのような気がします。

日付が変わったばかりの様子です。この中を、近くの挙母(ころも)神社へ初詣に行かれる人もみえました。明日の朝、歩道が凍らないか心配です。
朝になり、一旦やんだものの、また降り出しました。遠くの山々は雪雲に覆われていました。
珍しく雪のお正月になりましたが、我が家では、毎年のお正月に、この漆器でおせち料理をいただきます。本漆だということで、とても大切に扱われています。一年に一度しか使用しないせいか、この漆器を見ると、一年のスタートがきた、と感じます。今年は、箸袋もかわいいものをいただいたようでした。家族揃っていただくおせち料理を食べながら、家内安全、無病息災を祈る、心の余裕ができることが何よりありがたいです。
皆様のこの一年のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。