2014年1月24日金曜日

太田稔彦豊田市長の市政報告

去る1月22日火曜日、市内のホテルで豊田商工会議所主催の新春懇談会が開催されました。
毎年、豊田市長か地元の大企業トヨタ自動車社長の講和を交互に拝聴します。
今年は、太田稔彦豊田市長の講和を拝聴しました。
市長になられ間もなく2年になります。
とても気さくなお人柄で、気軽に話しかけてしまいます (;^ω^)
豊田市職員時代に宴席で2度ほどご一緒させていただきました。

リーマンショックから5年経過し、海外からの打撃にようやく立ち直ってきたエリアです。
市長は、
 ●日本の基幹産業である自動車産業が他の産業を牽引し、引き上げてほしい
 ●スマートコミュニティーのさらなる活性化を目指したい
 ●環境先進都市として、日本のみならず、海外にもPRしたい
 ●低炭素社会を目指し、EVを駆使した都市型カーシェアリングを広めたい
 ●クリーンエネルギーを使用した燃料ステーションの拡充
 ●地産地消を折り込んだ産業の六次化や農商工連携を推進したい
など、豊田市のビジョンをお話しいただきました。
 
車の町ですから、車をモチーフとした環境を配慮した話題が多かったですね。
豊田市ならではのビジョンです。

豊田市は、国より環境モデル都市として認定を受け、低炭素社会を目指しています。
また、ITS実証実験のモデル都市でもあります。
つい昨年12月に認定されたのは、地域活性化総合特別区域なのだそうです。
いかにも行政らしい名前です ('◇')ゞ

今回、新たな豊田市の取組を伺いました。
市民参加型いICTスマートタウンです。
ICTとは、Information and Communication Technologyの略で、情報通信技術という意味です。NTTから送られてくる冊子に以前からキーワード的に掲載されていました。
豊田市では、平成17年に合併した足助(あすか)町で実証実験を行っているようです。
概要は、「ICTを活用した医療分野と交通分野の先進技術の融合による、超高齢社会と減災に対応できるICTスマートタウンの開発を目指す。具体的には、プローブ※1・システム等の先進的ITS(高度道路交通システム)とGEMITS(救急医療支援情報流通システム)の融合を中核技術とし、平常時と救急救命/災害等緊急時においてシームレス※2に機能する都市システムを開発する。
※1 実際に走行した自動車から得られる、走行位置や速度などの情報。
※2複数のサービスを、違和感なく統合して利用できること。 」とのことです。
(豊田市のホームページより抜粋です)
GEMITSとは、Global Emergecy Medical Supporting Intelligence Transport Systemの略です。
聞きなれない言葉もあり、わかりづらいのですが、普段使っているITの中に、Cが市民参加型で入るということです。
例えば、自動車のナビで目的地まで検索し向かいますが、途中何等かの理由で道路が塞がれ通行止めになった場合、ナビではわかりません。そこに、市民が情報を伝達として加えることにより、さらに使いがってのよいツールとなる、ということでした。

へぇ、すごい、進んでる、と感動しながら聞いていました。
目の離せない私の町、豊田市が楽しみになってきました。




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