2010年9月9日木曜日

あいちトリエンナーレ in 長者町

今年、名古屋はイベントばやりで、4つくらい開催されます。そのうちのひとつ、あいちトリエンナーレ2010が8月21日から10月31日まで、名古屋市内6か所で開催されています。先日、名古屋で会議があるため、ちょっと早めに出発し、トリエンナーレを鑑賞しました。

トリエンナーレとは都市とアートが響き合う3年に一度の国際芸術祭で、現代美術と舞台公演などがあり、世界最先端のアートが集結するそうです。


テレビでちょっとだけ観ましたが、街中いたるところにアートがある、という感じをうけています。 チケットがなくても観られると聞いて、長者町にやってきました。長者町は名古屋で一番の繁華街の栄とオフィス街の伏見の中間にあり、広小路通りと錦通りの間に位置しています。古くから繊維問屋が軒を連ねている町です。近年、衣類の流通経路も変わり、さびれてきた、と問屋街の店主が話していました。


このマークも妙に気になります。
道のあちらこちらに、このようなTシャツを着た案内人が丁寧に教えてくださいます。おススメもあり、好みのものを案内してくださいます。

ある建物の壁面に掲げられた絵。撮影OKが嬉しいです。

店舗のショーウンドーに、このように色を塗るのだそうです。作家が定期的にお店を訪れ、塗っていくのだそうです。通るたびに変化があり、楽しいですね。
長者町には、空き店舗や空きビルがあり、その中に展示したり、部屋自体をアートにしたりしていました。ある建物の1階には、オブジェやスライド、廃材で作ったロボットなどがありました。訪れた人の参加型のコーナーもありました。






床に敷き詰めた段ボールに、絵やメッセージが書けるようになっていました。これもアートですね。

空き店舗の1階を利用したアートです。

これも空き店舗利用です。

昭和の時代に建てられた店舗奥に部屋を利用したアートです。

そのさらに奥には、こんなアートもありました。
衣類問屋の奥さんが、長者町では、前面の店舗は建て替えているらしいのですが、住居部分は案外、昭和のままのお店が多いとのことでした。金色をした真鍮のドアノブなんかもあり、レトロがモダンに感じました。

これも壁面に飾られた絵です。長者町の様子が描かれたものです。

広小路通りに面した場所にある、馬の像です。ガイドさんのお気に入りのアートで、おススメでした。前日、心ない人により、馬が壊されたということでした。

短い時間で、多数観てまわりました。撮影不可の作品もありました。お伝えできず残念ですが、是非お越しになってくださいね。

路上でも、アートがあります。このあとも続きます。

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