2018年2月8日木曜日

七十二候第二候 立春次候 黄鶯睍睆

今日2月9日から13日までの七十二候は、立春次候で、第二候の黄鶯睍睆(うぐいすなく)です。
この黄鶯は、中国や朝鮮半島で見られる高麗鶯のことだそうです。
睍睆は見慣れないじですが、けんがん とも読み、鳴き声が美しいということを表す言葉だそうです。

ホテルの前、旅館でしたが、毎年ある木に必ず鶯がとまり、啼いていました。
泣き始めは、冬の寒さで口が固まっているのか、「ホーホケキョ」の「ホーホ」が啼けず、「ケキョ」と啼くのです。
季節が移り、暖かくなり、練習を重ね、口も動くようになり、きれいな声で囀ります。
練習の啼き声も愛おしいです。

鶯は、平地では春告鳥とも呼ばれ、字のように春を呼ぶ鳥とされています。
愛知県あたりでは、2月28日が初音とのことですが、今月の始め、豊田市役所西側の遊歩道で啼き声を聞きました。
かなり練習を重ねたようで、上手に啼いていました。
毎朝、散歩で通るのですが、聞けない日はちょっと寂しいです。
通りがかりの人と、木を見上げ、姿を探すのですが、見えません。
本にもあるように、「声はすれども姿は見えないことが多い」のですね。

鶯と言えば、羽の色から鶯餅とか、女性の洗顔料には鶯のフンが使われており、お肌にいいらしいです。

毎朝の散歩で、鶯の囀りを楽しみにしています。


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