2017年5月12日金曜日

デルフトカラー

オランダには、デルフトという町があり、その周辺で16世紀から製造された陶器をデルフト焼と呼んでいます。
白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を用いて彩色、絵付けされる陶器で、白地に青色の絵柄が特徴です。
当時オランダ東インド会社を通じて中国から磁器が伝わったことがきっかけとなり、日本から輸入されていた伊万里焼の影響をも受けつつ、独特の陶器が発展、生産がおこなわれていたようです。特に青色はデルフトブルーと呼ばれています。
今回は、デルフトには行かれませんでしたが、フェルメールの生まれた町で、絵の中にも、デルフトの町やデルフト焼が描かれているようです。

これはいいものではありませんが、左下の小さな小物入れがデルフト焼です。
現在残っている有名窯元は2か所のみのようです。
白と美しい青色が素敵ですよね。
ランチョンマットやチョコレートの包み紙も、デルフト焼を思わせる色調が使用されています。

アムステルダムのスキポール空港で見たカフェの内装です。
ポットやカップの中でほっとひと息、お茶が飲めます。
デルフト焼の有名な窯元、ロイヤルデルフト提供のようです。
残念ながら、中でゆっくりできる時間がありませんでした。

デルフト焼を大切しているところがお土産ものにも表れていますが、オランダと日本を結ぶKLMオランダ航空の機体や随所にも現れています。

機内で、安全説明の動画も、デルフト焼をモチーフに構成してあり、デルフト焼の工程をうまく取り入れています。
KLMオランダ航空のコーポレートカラーはロイヤルブルーのようですが、デルフトカラーをも思わせる色調です。

キャビンアテンダントの制服もデルフトカラーです。


機内食のランチョンマット。

カップやナプキンも。

ちなみに、
出発時の服装も、偶然、白と青。
スラックスやTシャツの下のインナーも白。

伝統を大切している心が随所に見ら、大変素晴らしいことだと感激しています。
コンセプトが明確になっていると、居心地度が違いますね。

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