2010年12月14日火曜日

インバウンドセミナー

以前より、海外のお客様の取り込み(インバウンド)が盛んになってきました。世界同時金融不安後は、ますますこの状況が高まり、セミナーが開催されたり、ランドオペレーターとの営業活動に力を入れている関係業界が増えてきています。リーマンショックの影響を受けなかったと言われている中国では、パスポートの発給緩和措置がとられ、海外渡航のチャンスが広がりました。また銀聯(ぎんれん)というクレジットカードのようなものも、クレジットカード端末で利用できるようになりました。

こうした状況の中、中国のみに特化したインバウンドセミナーです。
聴講者は、宿泊業界のみならず、行政や旅行に関係するあらゆる業種の担当者が参集していました。


2セミナーがありました。
■「訪日中国人観光客の最新動向と今後の展望」
日本政府観光局(JNTO) 
海外プロモーション部 薬丸 裕 氏

■「中国の富裕者ほか」
東京地図出版株式会社 
代表取締役 小笠原 俊幸 氏

中国からのお客様は、ゴールデンルートと呼ばれる 東京イン大阪アウト、あるいはその逆で、5泊のバス移動で旅行を楽しまれることが多いようです。東京ー大阪間に求められる観光地があると、立ち寄るという旅行です。

訪日動機は年を追うごとに、変化があります。
2005年 自然景観 温泉 都会性 買い物
2007年 買い物 温泉 歴史的建造物(前回5位)
2009年 温泉 買い物 日本の食事(前回5位)

訪日者も男女比が逆転し、女性旅行者が増加、さらに30歳台40歳台の女性にターゲットを絞ったプランが増えているようです。目新しいところでは、中国のファッション雑誌の中に、ブック・イン・ブックという形で、日本を紹介した冊子をいれているようです。

今後は、団体旅行から小グループや個人へ、観光旅行から教育旅行や褒章旅行(インセンティブ旅行)へシフトされると言われています。

中国の方に人気のある中部圏観光地は、名古屋市栄、熱田神宮、トヨタ会館、富士山と富士五湖、アウトレットなどだそうです。

さて、この豊田市に立ち寄っていただこうとしたら、どうすればいいのやら。ゴールデンルートからはずれていますし、トヨタ会館は地元であっても、それ以外目玉となる観光地はないですし・・・宿泊は名古屋、豊橋、浜松。
今、行政(市の商業商業担当)も含め、組合青年部で話し合っております。
訪中者に喜んでいただけるものが見つかるといいです。

2 件のコメント:

典之 さんのコメント...

参考にならないかもしれませんが、私の行っている大学の中国人留学生に話を聞いたら、男性意見としては中国には歓楽街的なものが少ないので、そういった所に行きたいと・・・。女性意見は中国人は普段あまり化粧をしないので、日本人は化粧が濃いという印象があったが、今はばっちり化粧を楽しんでいるので、コースの中に化粧に関連したことをいれてみては?というのがありました。

稲熊真佐子 さんのコメント...

典之さま

ご投稿ありがとうございます。
中国の留学生の生のお声がとても勉強になります。
男性は歓楽街な場所を望んでみえるのですね。今年、団体で2度中国の上海に行きましたが、歓楽街のような場所は見当たらなかったような気がします。日本のようなキラキラ華やかなイメージはないですものね。
女性のお化粧に興味を示すという点は、今回のセミナーでも言われていました。ショッピングの中に洋服やお化粧品が上げられていました。中国の若い女性は日本のファッションにとても興味を示しているようです。

男女、年齢で興味を示すものが変わりますね。インバウンド誘致に役立ててみますね。