2010年11月13日土曜日

「私は世界一幸せ!」

喪中欠礼はがきをいただく時期になりました。
年々、いただく数が増えています。それだけ年を重ねたな、と思う今日この頃です。はがきはたった一枚ですが、送った人が多くの悲しみを乗り越えてきた思いが感じられます。

今日、高校時代部活動のチームメイト Mちゃんから、喪中欠礼はがきが届きました。在学中は学校以外で会うことはありませんでしたが、Mちゃんは高校卒業後上京、私は地元の大学を卒業後、上京し就職したことで、会うようになりました。それから、年賀状のやりとりが始まりました。今日いただいたはがきには、お母様が亡くなったとありました。
Mちゃんからのはがき、とても感動する内容でした。
こんな内容です。
「喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます
母 ○○○○が○月○日に93歳で永眠いたしました。
「私は世界一幸せ!」が口癖でしたが、その言葉通り亡くなる前日まで普段と変わらぬ生活を送り、日記の最後には「今日もご飯がおいしかった」とありました。本当にあっぱれな母でした
ここに本年中に賜りましたご厚情を感謝し、明年も変わらぬご交誼のほとお願い申し上げます」
93歳で亡くなられ、大往生ではあったのですが、素敵なお母様であったこと、そんなお母様を誇りに思ったMちゃんが素直な気持ちを託したことを素晴らしく思いました。
「私は世界一幸せ!」
こんなはがきを送るMちゃんのお母様は宇宙一幸せなことでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。

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