設立にあたり、豊田商工会議所の職員の方に第一声をかけられたこともあり、設立当初は苦労をしました。いつもお店にばかりいた商店のおかみさんたちの集合体です。組織づくりや会の運営を少なからず知っているということで、副会長を受けました。楽しく進めることには大賛成です。何でも事を興すのに、段取り7割8割、残りは実行の割合でとか、準備は悲観的(心配性なくらいがちょうどいい)に、実行は楽観的になんて言われます。ところがどっこい、おかみさん会は違います。「いいじゃん、いいじゃん(いいね、いいね)」「やろまい、やろまい(やろう、やろう)」と、突っ走りのノリノリで進み、ハラハラ、ドキドキでした。事業計画は上書き、胸算用で予算も考えず、なんで回りも見ずに突っ走るの・・・ A^^; と疑問に思うこと多々。何も知らないって恐ろしい ><; なんて思いました。女って怖っ!(←私は、何なんだ!? オトコ?なのかもしれません)
ちょうど時を同じくして、全旅連女性経営者の会(JKK)の立ち上げを旅館の先輩から声をかけられました。宿仲間が集うメーリングリストで呼びかけ、数名が名乗りを挙げ、有志としてスタートしました。JKKは、全国に会員がいるため、単一グループでの活動としました。こちらも副会長としてスタートしました。
おかみさん会は近場の会員が多いので、設立当初より小集団活動として、委員会編成を提案しました。JKKは5年目にして初めて構築しました。会の活動というものは少数で囲い込みすぎたり、少数で長年役についたりすると、風通しが悪くなり、他を寄せ付けなくなる傾向にあるため、役員任期はできるだけ短く、役割は広く浅くを心がけ、両方に携わってきました。
なんて、2つのグループを対比させて、思い出していました。
おかみさん会の来賓の方には祝辞でこのように言われました。
「オトコはかっこつけて事に臨むが、おかみさん会はそんなことは関係なしに、自分たちのいいと思うことをやる。これはスゴイ」
と。
それは、褒めていらっしゃるんですか?
(来賓Nさんへ)無知ということですか?・・・
もう5年? いえいえ、まだ5年です。5歳というと幼稚園児ですね。
この頃の子供は、都合よく子供と大人を使いわけてますよね。『赤ちゃんから大人の顔を持つカメレオン世代』と言われてます。
これからは、大人にならなければなりません。
ひとりひとりにいただいた5周年の記念誌です。この中に、ひとりひとりの思いが託されています。方向を見失ったときの海図として、迷ったときに帰依する場所として、そして、まだ見ぬ仲間へのアドバイスやメッセージとして、活き活かされていくのだと思っています。
「縁」 商売をする者には大切なものです。はじめの一歩ですね。この揮毫は、豊田市長 鈴木公平氏が書かれたものです。おかみさん会の設立の際にご来賓でお越しいただき、一時、おかみさん会のおたよりを発信させていただいておりました。40万人都市の中心市街地に異業種で商業者のおかみさんの会が設立されるとあって、設立以来、目を細めて見守ってくだっていました。
おかみさん会の式典、懇親会の様子は、会の広報ホームページ委員会で担当しております おかみさん会の活動ページに掲載しております。
地域の会は、『まちづくり』を主に活動をしましが、まちを使う消費者の立場に立った『まちづかい』を考えていきたいと思います。
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