2010年11月2日火曜日

おもちゃ屋さんのプラコン(プラモデルコンテスト)

ホテルから名鉄豊田市駅方面へ徒歩約3分の場所に、丸森玩具さんがあります。商店街には必ずある職種ですね。物心ついた頃からあり,駅前通りで育った人は誰もが知っている老舗です。幼い頃お店の前で、おねだりをしたことがありました(笑)何といっても、泣く子と駄々っ子にはかないませんものね。子供市場には必要な職種だし、売れる物であったことは間違いありません。店先には音の出るくまさんの応援団長という、電池で動く音の出るおもちゃを置いて、子供さんの気を惹くような工夫をされていました。ところが、商店街の空洞化や量販店の進出で押され気味です。

そんな情勢なのですが、丸森玩具さんは時流を読み、ニーズの変化に対応してみえると思います。一時はおもちゃと一緒にファンシーグッズを多数販売、宝庫として女子中高生に人気のあるお店に。また、ある時は流行したミニ四駆を販売し、小学生の男の子の心を掴んでいました。このときは、販売するだけでなく、近所の公民館を借りて、ミニ四駆大会を開き、レースを行っていました。長男も足しげく、通っていましたね。ちょっと前はジグソーパズルに力を入れてみえた気がします。

最近、地域のことでお店に伺ったら、プラコン(プラモデルコンテスト)をやっていました。
回を数えること11回です。



細かな作業で、大変でしょうね。

個人的にはこれが好きですね。格好いい、と思います。

これも、いいですね!

このプラモデルが、今回の優勝だそうです。見る人が見れば、パーツにわりといいものを使用しているときのことでした、

このプラコンを見て思ったのは、お店側が商品を売りっぱなしにするのではなく、商品が活用できたり、発表できたり、お店で出会った人と情報交換したり、いい意味で競争したり、交流の場をつくり、販売の先にある楽しさを提案、提供することが必要だということです。交流することで、問題解決(ソリューション)の役割も担っているように感じました。解決できれば、自分のやりたいこと(夢)へと繋がります。丸森玩具には、プラモデルに詳しい店員さんがいて、お客様のよろづ相談役やアドバイスをしているそうです。

趣味の世界は、はじめ自分でこつこつ楽しめばいいとしながら、そのうち、人に披露したくなり、良きも悪しきも評価の対象となりたいと思うようになるでしょうね。さらに、同じ仲間と競争したいという感情を持つのではないのでしょうか。この趣味のプロセスを上手に生かしてビジネスに繫げていると感じました。パーツのネットショップも始められ、30、40歳台のプラモデルファンの年代層向けにネット販売という方法で、パソコンを駆使してみえます。次回のプラコンは来年の1月だそうです。

丸森さん、商売を頑張ってるな~

2 件のコメント:

マルモリ さんのコメント...

マルモリのプラコンの記事を載せていただいて、ありがとうございます。
大変貴重なご意見をいただいて、かえって恐縮しています。
継続していくために、さらなる努力をしていきたいと思っています。
そして、他にもこういった専門店ならではのお客様のとの交流がもてる企画を打ち出していければと思っています。
年に3回のプラコンですが、近づくと、お客様以上にこちらもそわそわしてくるんですよ。

稲熊真佐子 さんのコメント...

マルモリさま

ブログへのコメント投稿をいただき、ありがとうございました。

おっしゃるとおり、お店の継続のため、更なる努力が必要ですね。マルモリさんをお手本に頑張ろうと思います。
お客様との交流の中から、お声に耳を傾け、ヒントを得、お店が進化していくと思います。お客様からお店を育てていただいてるのですよね

お客様とともに、わくわくしながら仕事をするってとっても素敵なことだと思います。