2010年2月9日火曜日

インバウンドセミナー

この頃、セミナーに恵まれており、受講しています。
2月8日(月)、中部運輸局企画観光課主管、中部広域観光推進協議会主催でインバウンド研修会が開催されました。
この日は、「シンガポール、香港の観光事情の特徴と今後の動向等」という演題で、シンガポール、香港の観光事情を伺いました。
シンガポール市場については、JNTO(Japan National Tourism Organization)シンガポール事務局長 冨岡秀樹氏が説明をされました。
「シンガポーリアンは、旅行がなくてはならないライフスタイルです。」
親日派も多く、一番の人気は北海道だということです。
香港については、JNTO香港事務所長 田口一成氏が担当されました。香港にも親日派が多いようです。香港の町の看板になんと、日本語のひらがな「の」が店名の表記に加えられているようです。これは日本へのあこがれを意味し、「の」という形が、かわいいのだそうです。
二部は、作家であり、ジャーナリストの 莫(もう)邦富氏の講演があり、「拡大する中国観光市場、観光魅力をどのように発信するか」という演題で、お話を伺いました。「上海や北京だけが中国ではない。中国に市場を求めるのなら、中国の勉強を」「よく言われるのが、富裕層をターゲットに という言葉だが、これは私たちにとっては失礼だ」と。
確かにそうです。中国のことを知らないで販売しようとするのは大きな間違いですし、富裕層とランクづけすることも、迎えられる側からすると、心地よくないことですね。
日本の観光に関する考え方に “喝” を入れられ、辛口コメントがよいカンフル剤となりました。

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