2014年3月31日月曜日

画家 清水新也氏と豊田画廊

3月30日日曜日、ある画家にお目にかかることを予定しました。
亡き母宛に、豊田市内の豊田画廊にて画展を開催され、ご来豊されると直筆のご案内をいただき、伺うことにしました。

名鉄豊田市駅西にある松坂屋豊田店は、以前は豊田そごうでした。
当時、豊田そごう内には、美術画廊があり、市民は美術館のように訪れ、絵画や美術工芸品を楽しんでいたと記憶しています。
母親は絵画鑑賞が好きでしたが、美術画廊ができ、お小遣いで買える絵を買い求めていました。
ピンクのバックのピエロの絵が、ご案内をいただいた画家が描いた作品です。
母は、この絵が大好きで、かわいい、かわいい、と連発していました。

バレンタインデーからホワイトデーまでホテルのフロントで飾り、その後、桜の季節まで、自宅に飾っています。


自宅から徒歩で3分くらいのコモ・スクエア内の画廊におじゃましました。
画廊は、以前豊田そごう時代に、美術画廊ご担当でした松下氏が起業されたものです。
当時から存じ上げており、久しぶりにお目にかかりました。

お目にかかる画家は、清水新也氏です。


豊田画廊風景です。
色鮮やかな色彩の、ピエロや青い鳥のモチーフの絵が飾られていました。
明るい雰囲気で、気持ちも明るくなります。

清水氏が、記念にと、色紙に絵を描いてくださるとおっしゃるので、拝見しておりました。

クレパスと絵具でお花の絵を描かれました。

ピエロをモチーフに書かれることについて談笑しました。
久々、後姿でブログにアップです。
画廊の方が撮ってくださいました。(ありがとうございました)
いつもは、グレーや茶色の服装が多いのですが、今日は清水氏の絵に合わせ、春に誘われ、明るい色を選びました。
先程の色紙も、そんな服装にマッチしたように描いてくださいました。

清水氏はピエロをぴえろと表現されます。
ぴえろは、道化師ではなく、子供の象徴だそうです。三角(帽子)と丸(ぴえろの顔)という子供でも描けるぴえろが、幼少から心に宿っていらっしゃたようです。そんな子供の頃のあどけない夢を大人になっても忘れず、追い求めていきたい、そんな思いを伝え続けたい、とおっしゃっていました。

小学校3年生から、くまちゃん、と呼ばれている私は、くまを見ると、つい手が出てしまいます。
清水氏のカンバッヂです。
上部の黒いのは、自転車、赤や青の点は夢なのだそうです。
自転車は、キャンバスの片隅に描かれていますが、これはいつでも童心へ返れるタイムマシーンなのだそうです。(清水氏のホームページより)

画家と直接お話できることで、制作秘話が伺え、また違った、新たな気持ちで絵が観られる醍醐味を感じた一日でした。


2 件のコメント:

豊田画廊 さんのコメント...

稲熊様
 ブログ拝見いたしました。
画廊のことも載せていただきありがとうございます。心より感謝申し上げます。
 清水先生は本当すごい人気があります。
日々の生活の中で清水先生の作品で癒されている方も多いと思います。
 来年3月に豊田画廊2回目の催事の計画も立ちましたので、またぜひご来廊いただきますようご案内申し上げます。
ありがとうございました。
          豊田画廊 松下由江 

稲熊真佐子 さんのコメント...

豊田画廊 松下由江 様

ブログをご覧いただきまして、ありがとうございました。
ご投稿にも感謝いたします。

過日はお世話になりました。
清水様とお目にかかれて、光栄です。
写真を撮っていただき、嬉しく思います。
夢のある絵で、ほんわかした気持ちになれます。
1年後も楽しみになりました。
また、お寄りしたいと思いますので、その節はよろしくお願いいたします。