昨年の秋、紅葉で有名な足助町(あすけちょう)の香嵐渓(こうらんけい)に、もみじ狩りにいきました。
香嵐渓の中に、三州足助屋敷という昔ながらの生活風景を展示、体験できるような施設があります。
その一角で、地元のペン画家、柄澤照文さんにお目にかかりました。
絵は、地元の和紙を使った縁起のよく描かれています。
右の置物は、紙粘土で作った辰です。
手作りですので、ひとつひとつ、辰の表情が異なります。
柄澤さんも、
「顔がみんな違うから、好きなのもっていって~」と。
柄澤さんはペン画家で、この『塩の道 旅日記』も20年かけて書かれたものです。
塩の道とは、三河湾で作った塩を馬の背に乗せ北上、足助町と通り、長野県の塩尻まで運んだのだそうです。
この由来から、塩のおしまい(お尻)という意味から、塩尻と名付けられたそうです。
その街道の情景をペンで書かれたものです。
何度かお目にかかりましたが、目もとが優しくていらっしゃいます。
8年ほど前にこの本を購入、その場でサインをいただきました。
黒いものの上に書くので、白い修正ペンでサインをされました。
このアイディア、なかなか面白いですよね。
夏に足助町にいった際にいただいた団扇です。
ここにも柄澤さんの絵があります。
今月11日(土)より3月11日(日)まで、足助町では中馬(ちゅうま)のおひなさんというイベントがあります。
イベントのポスターや看板も柄澤さんが描かれています。
ぬくもりが感じられる絵に和みます。
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