ちょっと、ピンボケですが・・・ 来嶋靖生の短歌です。
「後ずさり するの見なりし 幼な子の この朝をふと 前に匍いいづ」
この短歌を大学時代の友人から教えてもらいました。以前、年が変わるたびに手帳に書き留めていましたが、ある年に書き写すのを忘れたらしく、見当たりませんでした。図書館やネットで調べてみましたが、わかりません。かすかな記憶をたどり、書いて贈りました。
この短歌は、はいはいをする子供の様子を実によく表現していると思います。はいはいをしだす子供は、腕の力がなく、四つん這いになっても前に進まずに、何故か後ろにさがっていってしまうんですよね。寝返りも、はいはいも、おすわりも、昨日できなかったことが、翌日になると急にできていたりすのです。何の前触れもない、子供の発育に驚かされる様子が、短い歌にぎゅっと凝縮されていると思います。
いい短歌(うた)です。
2 件のコメント:
くまちゃん
初孫を見てるとホントにその通り。
ついこの前3歩ほどしか歩けなかったのに、
2,3日後に見たら10歩ほど歩いてたりする。
あぁ、ホントホント、その通り!
と思える短歌です。
それに比べて私は・・・・・と思ってしまうのよね。
1年前と同じならえぇ方で、後退してることの方が多かったりして(笑)
凡人はこの思いをうまい短歌にできないけど、感じることは同じですね。
なおちゃん
コメントありがとうございます~☆
お孫さん、大きくなられましたね。
First Birthdayも迎えられたんですよね。
おめでとうございます \(^o^)/
歩き出すまでの子供の身体的な発育って、人生の中で最も盛んだと聞きます。
日に日に目まぐるしい成長をとげていますね。
そんな様子を31文字で表現し、
う~ん、そうだよな~
と唸らす短歌だと思います。
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