2017年5月3日水曜日

夏も近づく、、、お茶摘みボランティア

5月2日は、八十八夜でした。立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる日本独特の雑節で、この日に摘んだは上等なものとされ、このお茶を飲むと長生きするともいわれています。

豊田市は自動車産業が盛んな町ですが、お茶の生産もしています。
今日は農家さんへおじゃましてお茶摘みのボランティアに参加しました。
市内に南部の吉原町にあるお茶園でお手伝いです。

お水で手を洗い、お茶の中へ手を入れ、殺菌しました。
気持ちよかったです😉

茶園風景です。
黒色の覆いがありますが、この寒冷紗(かんれいしゃ)をかぶせることで、約70%の日光が遮断され、茶葉はしおれてしまうどころか、日光を求めて力強く葉を広げ、葉緑素をぐんと増やすそうです。さらに、茶葉の色も鮮やかな緑色に変化し、うま味成分のアミノ酸も増加。淹れたお茶の色まで良くなるのです。

茶摘みの手ほどきを受け、お手伝いをします。
一芯二葉(1つの芯と2枚の葉)を摘み取ります。
6㎝が目安で、爪を立てずに、指の腹を使い、折るようにして摘みます。

慣れている人、そうでない人さまざまですが、自分のペースで丁寧に摘み取るようにと言われました。

摘み取るお茶です。
一芯二葉ですので、一枚多いです😂

はじめは、「摘む」というより、「折る」という感じでしたが、慣れて「摘む」という動作に近づいてきました。
長さの目安は、人差指に印をつけてもらい、長くならないように注意し摘み取ります。
この緑目映い色!
お茶が可愛くみえてきました。

お隣で摘んでいた女性と時折話をしながら、楽しんで摘みました。
日本茶に興味があり、広める活動をされているそうです。
5月28日日曜日に、市内平戸橋町の民芸の森にて開催される「初夏、森のてざわり」にもお茶の講師として参加されるそうです。
なんと、帰り際にわかったことですが、この女性のご主人が以前、弊社でナイトフロントとして勤務されていたことがわかりました。
お互いに奇遇!と喜び合ったいました。

みんなで摘んだお茶の葉。
超アナログな作業が、おいしいお茶を生むのだと思います。
それなりのお値段がしても納得ですね。
このお茶の葉の先端の天ぷらが美味しいのだそうです。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

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