2009年10月30日金曜日

浜松・舘山寺温泉の朝と浜名湖立体花博

10月29日(木)東海ブロック大会翌日、目覚めたら、6時半でした。「よし、ウォーキングをしよう」と思い、用意してきたウェアに着替え、出かけました。ホテルを出て、湖岸に沿ってサイクリングロードがあったので、そこを歩くことにしました。

ちょっと曇り空で、日焼けせず、ラッキー!湖には、鳥が戯れていました。早朝、釣り船で作業をしている人を見かけました。何をしているのか、尋ねたかったのですが、遠くて・・・朝食レストランの方にお訊きしたら、あさりを採っているのだということでした。湖とは言え、太平洋側に面していますからね。牡蠣も採れるのか、海岸には牡蠣の殻がたくさんありましたね。

湖岸に沿って歩いていましたが、早朝とあって人通りもないため、湖岸道から離れ、自動車道へ移動しました。30分経過したところで、折り返してきました。8時近くには、日が高くなっており、いいお天気なりそうでした。
朝食後、9月19日(土)から11月23日(月・祝日)まで開催されている浜名湖立体花博と昼食バイキングのパックになったエクスカーションに参加しました。ホテルから歩いてすぐの場所から遊覧船に乗り、花博の開場へと向かいました。

船乗り場です。この日も好天に恵まれ、暑いくらいでした。

かもめさんのついた、遊覧船です。

花博の正式名称は、浜松モザイカルチャー世界博2009です。モザイカルチャーとは、絵画や彫刻などの芸術と草本植物のはや花の魅力を活かす造園や園芸が、環境創造技術と融合した新しい創造のジャンルだそうです。世界の市単位で出展され、コンペティション形式で行われているようです。入り口では、パンダが出迎えてくれました。

絵画のような飾りです。一本一本に、お水入れがあり、お世話する人のお手間を考えると、ご苦労がうかがえます。
色鮮やかなお花も・・・

舞台裏は、こんなふうです。制作される方、お世話される方、大変ですね。

地元、名古屋市からの出品です。来年2010年は、開府400年とのことで、ピーアールしていました。

あら、懐かしい、20005年愛知県で開催された万博、愛・地球博のキャラクター モリゾーとキッコロじゃあありませんか☆

こちらは、お隣の国、韓国の仁川(インチョン)市からの出品です。高い建造物のようにも作られるのです。回りはもちろん、草木から作られています。

静岡県らしい作品三点


サクスフォンが模ってあるところは、楽器製造会社のある浜松ならではです。


海外からの出展したこの作品が、最優秀を受賞されました。

何かのキャラクターです。最近流行りのゆるキャラでしょうか。
立体的なお花の芸術を堪能しました。企画からデザイン制作まで、多くの時間と労力、費用がかかっていることと思います。種類により成長具合を計算の上で選んでいるのでしょうし、デザインを損なうことなく、そのものを忠実に表現するためにも、相応しい種類を選んでいるのでしょうね。草木は生き物です。やはり、人の手によるメンテナンスも必要です。また、設備も大掛かりです。そんな裏側です。
人の手による地道な作業が、人の目を楽しませてくれています。

パネル状になった作品の裏側はこんなふうです。お水をひき、自動潅水になっていると思いますが、大がかりなので、あのような管が上の方まで設置してありました。

サルビアが咲いていました。真赤しか見たことがなかったのですが、色をおさえた赤、紫、白と咲き乱れていました。
やはり、お花や草木はいいですね。和みます。癒されます。芸術的作品なので、どんなふうに造ってあるのかも興味津々でした。きれいなだけでなく、制作過程など考えると、感動ものでした。
舘山寺と言えば、
遊園地のパルパルもありますが、ロープウェイも。

忘れてはいけないのが、舘山寺です。禅宗曹洞宗のお寺です。一番最後になりましたが、お参りをしました。

2009年10月29日木曜日

同業者の集い 全旅連青年部東海ブロック大会

10月28日(水)に、静岡県の舘山寺温泉で、第19回全旅連青年部東海ブロック大会が開催されました。全国組織になっている旅館組合の青年部ですが、静岡、愛知、岐阜、三重の四県のブロック大会です。

舘山寺温泉は、浜名湖にあります。湖ですが、太平洋側に面しており、潮の香りがします。いいお天気で、会合とは言え、絶好の行楽日和でした。

観覧車は、遊園地パルパルです。舘山寺の浜名湖パルパルと言えば、東海四県内ではある程度、有名です。高校一年のときの遠足が、中田島砂丘とパルパルでしたが、あいにくのお天気で行先変更となり、行かれませんでした。

浜名湖で有名な料理と言えば、うなぎです。ランチは仲間とうな丼、白焼き、肝をいただきました。美味しかったですよ。デザートにうなぎアイスを食べようとオーダーしたら、あいにく品切れでした。残念です。

青年部のブロックや県単位の活動の大枠はほぼ決まっており、式典、講演会、懇親会といった順です。東海ブロック大会は2年に一度、静岡→岐阜→愛知→三重の順に開催され、今年はブロック長が排出されている静岡県で開催されました。浜名湖舘山寺温泉にある舘山寺サゴーロイヤルホテルで行われました。
式典後は、講演会です。
「地域活性化と青年部の役割」で、講師には地域活性プランニング 代表取締役 藤埼慎一氏です。会社のお名前のとおり、地域をどのようにしたら活性化するか、ヒントを出すコンサルタントです。私たちが宿泊業だということで、業態に照らし合わせたお話をしてくださいました。旅に関する質問をいくつかされましたが、知らないことばかりでした。いかにリサーチをせず、情報を入手していないか、お客様を観察していないかがよくわかりました。
あちらこちらの町のコンサルタントをされてみえ、町の特徴、旅に関する情報はよくご存じでした。まちづくりは、まずは熱意のある人が、自分たちの手で、自分のたちのために、責任をもって自分たちで行うことだと改めて感じました。何かとすぐに行政に頼りがちですが、自分たちでまちをどうしたいかを真剣に議論し合い、強みを伸ばし、ブランド化していくことだと思いました。そこまでするのは、マンパワーしかないですね。10年ほど前に、市商連から第一回目の海外視察に行きました。その時の報告書のタイトルが「まちづくりは人づくり」というタイトルでした。まちづくりには様々な切り口があると思いますが、どのような切り口が自分のまちに相応しいか、無理なく自然にやっていけるかを考えることも必要です。よく言われるのは、まちづくりには、「よそもの」「わかもの」「ばかもの」が必要だと言われています。自分が何に属するかを考えると、どこにもあてはまりそうもないのですが、今後目指すのは、まちづくりばかになるための、「ばかもの」ですね。そこまで徹底して、情熱を持ってやりきれるといいですね。
ご来賓、東海四県の部員、業者を併せ、約150名が一同に会し、大懇親会が行われました。
夜は夜で、またご馳走です。(すみません)
大懇親会のアトラクションとして、東海四県かくし芸大会を行いました。一等の県に賞金四万円がもらえるとあって、どの県も必死です。あら、よくお似合いですね☆
100年の不況と言われ、前年対比より売上減少のホテル旅館がほとんどですが、から元気か、明るく、元気にやっていました。どんなときにでも、経営者は会社のだれよりも明るく、元気でなければいけません。部員とお目にかかり、改めてそんなことを学びました。
翌日は早起きをして、1時間のウォーキングに出かけようと思い、一日を終えました。

2009年10月25日日曜日

旧交を温める

今日、大学時代、籍を置いていたテニス部の有志会がありました。もう20年近く、年に一度開催しています。秋に行うのでコスモス会と呼んでいます。一年上の先輩3名を含む、10名の会です。何故か私ひとりだけ違う学科に在籍していました。どこでも顔を出すお調子者だったのか、「くまちゃんも、入りゃ~(入りなさいよ)」と名古屋弁で誘われ、仲間になった経緯があります。
大学は私学で、入学した当時は開学2年目の女子大でした。付属の中学、高校、短大は女子校として古くからありましたが、四年制は昭和50年の開学でした。名古屋市の東側、愛・地球博開場のあった長久手町にありますが、開学当時、アクセスが悪く、私が入学した年にやっと名古屋市営バスが通り、大学前は回転場として利用されており、最寄の地下鉄駅からはこのバスで通っていました。市バスなのに、女子学生であふれ、通学バスさながらで、私物化されているようでした。ときどき、バスの運転手さんに、「学生は静かにしなさい!!!」とマイクで叱責を受けたこともありました。(ごもっともです)学校も躾には厳しかったです。マニュキュア(今はネイルといいますね)をしようものなら、教授や学生課の職員が、「爪に色を塗るくらいなら、勉強しなさい」、という感じでした。服装も「勉強する格好で通学しなさい」でした。大学の先生や市バスの運転手さんにご指導をうけながら、成長しました。感謝しています。こんなことを思い出しながら、地下鉄を2回乗り換え・・・
到着しました。当初は仕事の都合で、欠席にて連絡をしていましたが、幹事の友人が、なかなか予約がとれないレストランでやるから、久々においでよ、と言ってくれ、1時間だけ顔を出してきました。名古屋市営地下鉄池下駅の名古屋セントラルガーデンの一角にあります。
ラベットラダオチアイに行ってきました。テレビでお馴染みの落合務シェフのお店です。友人が、予約をするのに、朝から20回もコールして、やっととれた! って言ってました。涙ぐましい努力に脱帽です。
扉の向こうはキッチン、美味しいお料理はあちらから運ばれてきます。ガラスの壁面にはワインボトルがずらりとみえます。
落合シェフ似顔絵入りのランチョンマット。親近感が沸きます。

先輩や仲間は、メニュー選びを楽しんでいました。結構な品数から一品ずつ選ぶシステムで、わくわくしながら選んでいました。
私は時間が少ないので、予め別のものを電話でお願いをしておきました。

頼んだランチコースは前菜とパスタを一品ずつ選ぶものです。まず前菜です。ニース風サラダというメニューです。生ハムなどのハム類とツナが中心の野菜サラダです。ソースが美味しかったですね。

二品目、からすみのパスタです。細面で、茹で加減もちょうど良かったですね。

他の友人が頼んだお料理、ししゃものフライの・・・でした。難しそうな名前でした。頼んだ本人も覚えられないっと言ってました。
芸術作品ですね。
こんじんまりとした、シンプルな内装ですが、天井が高いので、圧迫感がなく、空間を上手く使ってあると感じました。壁のオブジェもシンプルですが、目を惹きます。
今は共学になった母校です。伝統ある女子校の共学化に、卒業生のご意見を、とアンケートが届いたことを思い出しました。長年女子教育に力を注がれていましたので、とても違和感があり、共学化に反対と○をつけた覚えがあります。平成7年に共学となりましたが、少子化の昨今、学校も生き残りをかけて、苦渋の選択であったことを理解しました。歴史や伝統を受け継ぎながら、新しい形の学園を目指すことが必要なのでしょうね。男女参画の共生社会となり、共学は正しい選択であったと思います。
lコスモス会は、一時、子育て真っ最中で外出がままならない時期があり、なかなか全員が集うことが少なかったようですが、ここ2、3年は新潟に嫁がれている先輩と私を除いては、ほぼ全員集まっていたようです。10年ぶりの出席し、仲間が温かく迎えてくれて、嬉しかったですね。
当時、キャプテンだったEちゃん(私は何故か先輩方から副キャプテンをと言われてしまいました)、ペアを組んでいたNちゃん、本当に久しぶりでした。幹事のAちゃん、ありがとうございました。
来年も楽しみです。

2009年10月23日金曜日

マイ ブーム 

最近、「これいい!」 と思い、所謂、はまっている、お気に入りがあります。
それは、茶香炉をたくことです。

先月末、ある会合で栃木県益子町で、地元名産の益子焼の茶香炉を買いました。今、ちょっとしたブームのようですね。お茶は万人受けするいい香りです。
香炉の上に、お茶の葉を細かく砂状にしたものを適量置きます。
下から、固形燃料を使い、たきます。火をたいてから、香炉をかぶせ、お茶を置いた方がやりやすいですね。
こんな感じになります。
人を和ませる、癒しの香りはたくさん販売されており、お香もアロマテラピーも経験済みです。自分の気に入った香であればいいのですが、時折、はずれることがあります。それに比べて、お茶は、当たりはずれがなく、いいお茶でなくても、いい香がします。小学生の頃、通学路内の商店街にあったお茶さんの店先に、お茶を煎じる機械があり、いつも回っていました。その前を通ると、いい香がし、とても好きでした。その頃も思い出されます。室内灯を消すと、ほのかな香と共に、ゆらゆら揺れる光にも、ほっとします。

2009年10月18日日曜日

挙母(ころも)祭り

昨日、今日と、挙母(ころも)祭りが開催されました。毎年10月の第三土曜日日曜日に行われます。挙母とは、下町で以前使われていた地名です。その下町に八台の山車があり、その山車が一年に一度披露されます。ホテルのある町、喜多町(きたまち)も山車を持っております。初日は、試楽といい、山車は町内を練り歩きます。夜は挙母神社で七度参りという、神殿と鳥居を七回お参りしてはくぐる儀式があります。試楽から翌日の夜明けの3時半ごろ、起し太鼓が鳴り、本番を知らせます。翌日は本楽と呼び、朝のうちに山車は神社へ曳き込まれます。

昨年、華(華車:神社より一番先に出発する山車のこと)だったので、今年は一番最後に神社を出発します。鳥居に近い山車が最後尾となります。
神社に山車が揃うと、勇ましさを感じます。
神社から山車が出てきました。豊田市駅周辺の五町は、途中で他の町の山車を待ち合わせ、再び、連ねて曳かれていきます。
今年の華は、神明町(しんめいちょう)でした。
夜に備えて提灯を下ろしていました。
「わぁーー、きれいな花吹雪」と思われるか、
「紙がもったいないなー」「掃除は誰がするのか」と思われるか、賛否両論にわかれています。
こうして見ると、確かにきれいですね。ホテルにご宿泊の男性のお客様も、花吹雪はいいと思う、というご意見でした。
ある人の独自調査によると、紙代、カット代、清掃代で合わせて、300万円くらいかかっているとのことでした。
この紙吹雪が、一旦花壇や植え込みに入ると大変です。なかなか掃除が大変です。また、色紙がまかれ、不幸にも雨が降ると、色落ちし、さらに不幸にもアスファルトの上の落ちた紙の上に車が通ると、まず、その紙はアスファルトの中に埋もれ、道も染まります。
紙吹雪を喜んでいるのは、子供だけですね。集めて遊んでいますね。こんな機会は滅多にありませんね。